[[00:30.730]体からだのうすい粘膜ねんまくを
[00:33.700]直接ちょくせつベタベタと触さわられるような
[00:40.690]あなたのそのむしんけいな指ゆびも
[00:45.850]ゾクゾクして嫌きらいじゃなかった
[00:50.710]でも いつだつてあなたときたら
[00:55.760]ほっておくと嘘うそばかり
[01:00.700]私わたしのことをばかだよ
[01:05.650]はじめから思おもっていたくせに
[01:10.190]こんな日ひが来くると思おもいもしなかったけど
[01:20.020]まだそこにあなたが いるけはいすら感かんじるの
[01:33.980]あなたがいなくなってからもうずっと
[01:38.640]体からだはサナギ色いろになって渴かわいて
[01:44.120]冬ふゆの寒さむいへやで生うまれ変かわるの
[01:49.060]まるでそれは美うつくしい蝶ちょうみたいに
[01:53.820]まだ濡ぬれているその羽根はねを
[01:59.280]だれかにだめにされないように
[02:03.850]少しずつひらいていくの
[02:08.920]空そらをとぶユメをみて
[02:12.990]そんな日ひが不意ふいに やってくるのだとしたら
[02:23.170]その羽根はねでどこへ とんでいけばいいかしら
[03:04.670]家畜かちくに名前なまえがないように
[03:10.170]あなたで名前なまえを忘わすれてしまうの
[03:14.810]思おもい出だして泣ないてしまうよりも
[03:19.720]あなた自体じたいを消けしてしまうの
[03:24.170]そんな日ひがいつか やってくるのでしょか
[03:33.450]あなたとの日々ひびがもうゆるされるのてしょうか
[03:44.190]そんな日ひがいつか やってくるのでしょか
[03:53.700]素晴すばらしい日々ひびが いつの日ひか