[00:25.77]こんなに晴れ渡る
[00:30.01]九月の眩しさ
[00:34.47]ココロは空っぽ
[00:37.95]沈んで行くような
[00:41.95]重たいカラダを
[00:46.48]手放してみる
[00:49.11]カンタンだった夢の世界が
[00:55.82]僕らに背を向ける時に
[01:01.40]カタカタと揺れる汽車の窓から
[01:07.69]瞳だけを空に放つ
[01:13.48]青空の向こう
[01:22.96]カラッポの時間を
[01:26.83]軋むレールの声が
[01:31.64]どこまで運ぶ
[01:34.87]未来とかじゃなくて
[01:38.75]ただ遠いだけの
[01:43.33]場所に行きたい
[01:46.78]淡々とリズム
[01:49.80]感情が溶けて
[01:52.80]止まっている身体だけを
[01:58.45]カラカラと廻る車輪に乗せて
[02:04.75]名前のない蒼い街へ
[02:10.39]運ばれて行くよ
[02:20.03]時を走る汽車の中
[02:25.82]カタンカタン
[02:25.91]カンタンに流されて雲だけが光る
[02:31.92]空っぽのココロに何かカタンカタン
[02:37.90]ひからびた午後に響くエコー
[03:26.00]重たく抱え込む
[03:31.64]キボウという荷物を
[03:34.92]今日は置いて来た
[03:37.96]燦々と降り注ぐ
[03:41.89]秋の一日が
[03:46.25]ただここにある
[03:49.86]透明な景色
[03:52.72]風がふわふわ
[03:55.83]重さの無い街を過ぎる
[04:01.41]モノクロ映画を闇の中から
[04:07.85]見つめるような
[04:10.49]淡いだけの
[04:13.43]眩しさを抜けて
[04:19.98]眠たい汽車は進むよ
[04:23.75]カタンカタン
[04:25.96]簡単にどこまでも行ける気がしてる
[04:31.85]カラッポの筈のココロが
[04:35.70]カタンカタン
[04:37.72]何かが一つ溢れて落ちた
[04:46.89]時を走る汽車の中
[04:50.54]カタンカタン
[04:52.76]簡単に何処までも行けたらいいのに
[04:58.72]雲が消えたら空はただ青くて
[05:04.67]とても奇麗な
[05:07.14]いちにちだったね