灯りもつかない部屋の中 抱えていた宝物を
爪弾きだし 色を放つ 耳を澄ましている
一人でいることを怖がった 嘘をつき続けていたら
優しい声 その笑顔も うまく見れなくなっていた
悲しく響いた音は ここに在る
聴こえてないはずだった
雪が解けて 迎えに来てくれた
引かれるまま 飛び出してみたい
晴れの日は外で歌った 雨の日も歌い続けた
空の色は変わるけれど 街は変わらない
時間もあの雲も流れる めくるめく季節の中で
一人きりじゃできないこと
あなたがいればうまくいく
顔を見せた わたしのための今日
移り変わる 景色の中では
生きる意味も 確かなものになる
ここで願う 誰かの明日を