[307.0]街はずれ 曲がり道 [307.0]古い手紙に書いてある [307.0]地図にしるしのある場所 [307.0]やっと辿り着いた伝説のアパート [307.0]七階の南側 光る丸い窓の部屋 [307.0]生まれる前の記憶を綴る詩人は [307.0]あの猫と今でも暮らしてるんだろうか [307.0]雨上がり ガス燈の [307.0]淡い光に照らされて白く浮かびあがるのは [307.0]北を向いたままの木蓮のつぼみ [307.0]螺旋階段を昇れば聴こえてくるだろう [307.0]いつかの夢で聴いたメロディ [307.0]アコーディオン弾きが奏でる物語 [307.0]屋上のキッチンで [307.0]君が注いでくれたのは [307.0]星屑をとかした銀色の珈琲 [307.0]飲んだら 揺らめく光が [307.0]まわりながら溶けてゆく