昔、パパは遥か遠くから 長い長い列車ではるばるここまで来たと 今の暮らしがあることも 私が生きていることも 卒業してここで暮らすと パパがあのとき決めたから 私も今日卒業する 新たな暮らしが始まる これからのことはわからないけれど 旅立つ勇気 心に抱いて 赤い卒業列車で早く帰ろう すれ違う列車を窓から眺めながら 遠くまでゆくこと私は思わないけど 明日に繋ぐ私と握手を交わしてゆきたい 一寸先は闇と言われるから 一度決めたことでも踏み出しづらくて怖い 明日の暮らしはどうなるのか? 私の未来描けるのか? 希望と不安が交じりあっている キャンバスを手に扉を開けるよ 十年後、私が乗るのは何色だろう? 誰と会い誰と別れてたどり着くのか? 遠くまでゆくとき私はどうすればいい? 恐れない勇気を導く何かが分かれば… 偶然が新しい私を切り拓くなら 今に繋ぐホ―ムを大事に感じて生きるわ