Circle Mebius专辑介绍:人知れぬ 奥の山道 わけいれば遠き夢にと風さそふ 神に物怪(もののけ) 人あれば夏の燈火(ともしび) 誰ぞ灯さん――この盆地は、千年以上昔に張られたという結界に囲まれていた。その結界に守護されて、村の山々には多くの妖怪や霊、神々が今だなお生きながらえていた。幼い頃のある夏の日、俺はメモを片手に、妹の手をとり、この村にたどり着いた。集落を通り過ぎて神社の石階段を仰ぐと、青々と揺れる水田へと抜ける。そしてさらに人里離れた村はずれまで進んでゆく。新しく世話になる家……そこで、その少女と出会った。淡い燈火を浮かべる少女、たった一人の血を分けた妹、人里離れた神社に居座っている少女……遠き夢が夏空に浮かぶ。儚き想いが山々に滲む。全ての尊き命が紡がれる、この結界の世界で……俺達は、巡り会ったのだった――