作曲の羽毛田丈史氏は、本作品コミックスのファンで、毎回発売を待って欠かさず読んでいたそうです。 羽毛田丈史氏は、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』『高原へいらっしゃい』『瑠璃の島』、 映画『回路』『トリック 劇場版』、また、鬼束ちひろの曲の編曲もされています。 本盤では、時には「2. 羅生門署のテーマ 」のように和太鼓や女性のコーラス?など色々な楽器を使い、アジア風無国籍な感じを出しています。 おすすめは、 1. PS-羅生門-オープニング―TV Size―/9. PS-羅生門-オープニング―Full Size― 鬼の棲む羅生門をイメージした、うねるようなタイトル曲です。 3. メインテーマ―Up Tempo― 最も気に入った曲。クライマックスでの感動的な場面で流れる曲で、弦楽器の演奏が感情と行動の高まりを、ピアノのメロディで 純粋な心を感じさせます。 静かに悲しみを表すのではなく、ダイナミックに力強く歩きはじめるような感じが、非常に印象的です。 ブックレット(8ページ)では、番組と音楽の説明(曲ごとの説明は無い)、羽毛田丈史氏のコメント1ページ、他一般的なデータが載ってます。 絵柄は、ブックレットの表紙のみで、コミックスの第1巻の表紙のイラスト(背中合わせの2人)をそのまま掲載しています。 ドラマのサントラは、普通よほどのファンでないと購入しないので、 そのブックレットでは、やはり、曲ごとの解説と、出演者の写真がないと物足りない感じがします。