あるところにとても小さなバクがいました。絵本のように静かな、雨ふりの夜——。あなたは彼に、夜のお茶会へと誘われます。お茶で体をあたため、屋根を叩く雨音をBGMにくつろぐふたり。やがてそのBGMは、彼の新作絵本の朗読会へと変わります。まだ誰にも見せていない絵本の、初めての聞き手になったあなた。世界でたったひとつの、ふたりきりの朗読会。童話のように甘く、優しすぎる、心地よい彼の声。ゆっくりと紙をめくる音もまた、あなたの耳をくすぐります。絵本の中の女の子のような、どこか寂しげな声色で、あなたの身体は優しく包み込まれ——。さあ、彼と一緒に眠りという名の幻想世界で、物語の続きを描きましょう。